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冷え込み厳しい横浜。しかし、路面コンディションにこそ影響はあっても、全国を勝ち抜いたドライバーたちにはまったく関係ないことだっただろう。
今回は初日に2回の予選、2日目に同じく2回の予選を行い、もっとも良いタイムの上位4名がグランドファイナルのシード権を獲得。のこり2枠は予選5位以下全員が勝ち抜け決勝を行い獲得を目指す。つまり、予選5位以下となると、2日で、2分×4本+勝ち抜け4分×マックスで3本+決勝10分と、体力と集中力の限界に挑まなければならない。セッティングの時間を考えても、予選でトップ4に入っておきたいところ。
結果、初日はN1では千葉大会を制した中村さん、N2では東海地区の新星・小学生の財津くん、オープンでは札幌大会覇者・小塩さん、フォーミュラは、昨年1/2ファイナル進出の堀さんがトップタイム。この4人、出場を決めた大会こそ違うものの、実は東海地区の練習仲間。初日は東海勢が席捲した形となった。一方、オープンクラスなどでは優勝候補が伸びない。ディフェンディングチャンピオン酒井さんにいたっては最下位に沈むというまさかにリザルト。その他のカテゴリーも有力勢が予選下位にズラリと並ぶだけに2日目はかなりの混戦模様だ。
2日目
大会2日目、天候は何と…大雪!屋内にあるコースとはいえ、やはり寒い。路面の、そして各選手の身体のコンディションにもハードな1日となることが予想された。
前日2回の予選を走り、いろいろとマシンのセッティングを変える選手、あえて何も手を加えずにアタックする選手。果敢にアタックをする姿が見られるかと思えば決勝レースをすでに見越して冷静に走るマシンも。各選手の思惑がぶつかり合った予選の3・4回目だった。N1では前年度ファイナル進出者が上位4名中3名。実力者が確実に駒を進める。N2では小学生ながらその実力は大人の誰もが認めている財津龍斗くんが2位と大健闘。オープンは15名実力伯仲の大激戦。それでも上位4名のうち3名は各地区大会ウィナーが進出してくるあたりはさすがの一言。前年度王者・石水さんの他クラス転出により王者不在のフォーミュラは森田さんがトップで決勝進出という展開となった。
4カテゴリーで行われたグランドファイナルはそれぞれ見どころ満載の手に汗握る戦いとなった。N1では序盤逃げに逃げた福島さんを見事にとらえた中村さんの気迫の走り。N2では4位から首位に躍り出た池田さんとポールポジションの今村さんとのデッドヒート。オープンでは予選で苦しみぬいたディフェンディングチャンピオン酒井さんの見事な走り。フォーミュラでは清藤さんの後続車全ラップという快走。4名ともに日本一と呼ぶのにふさわしい素晴らしいドライビングだった。全国のトップクラスが集まってのレースだけに、展開に恵まれたり運が良かったりすることも勝利には必要になってくる。しかし、自らの実力がなければやってきた幸運を活かすことはできない。日々の努力がグランドファイナルでの勝利という栄冠に結びつくのだ。
そして何よりも重要なこと、それは「楽しみながら走る」こと。調子が悪かった選手や実力を出し切れなかった選手もいる。しかし、全員が笑顔でプロポを握り操縦している。優勝を決めるグランドファイナル前なのに、出場選手6名で示し合わせてフォーメーションラップのパフォーマンスを見せてくれたフォーミュラの選手たちを見ていて感じたことは、心からミニッツを楽しむことこそ強くなる最大のポイントなのだ、ということだ。
そしてもうひとつグランドファイナルで感じたこと。それは参加者のマナーの良さだ。レースも非常にクリーンな展開で進んだし、レース以外の部分でもゴミは全て持って帰り、大会終了後はみんなでコースの後片付けを手伝うシーンが。このような参加者が集まったからこそ、今回のグランドファイナルも大成功の大会となった。来シーズンもぜひこのような温かい空間を参加者の皆さんが作ってくれると嬉しい。
まだレギュレーションが発表されていないが、MINI-Z.jpは来シーズンもミニッツカップを全力で追いかけることが決定しているので楽しみにして欲しい。そしてまだ参加したことがないアナタ、来シーズンはぜひ近くの会場まで遊びに来よう!ミニッツを愛するたくさんの仲間たちが待っているぞ!
グランドファイナル出場者分布
■N1
・北海道:1名 関東:2名 中部:1名 関西:1名 九州:1名
■N2
関東:1名 東海:1名 中部:1名 四国:1名 九州:2名
■オープン
関東:1名 中部:1名 関西:3名 九州:1名
■フォーミュラ
関東:3名 中部:1名 関西:1名 九州:1名
■トータル
北海道:1名
関東:7名
東海:1名
中部:4名
関西:5名
四国:1名
九州:5名
N1
きれいなスタート!…と思いきや、その後転倒やクラッシュが続出する展開に。序盤に飛び出したのは予選8位、1/2ファイナルから勝ち上がってきた福島さん。しかし2位を走る中村さんとの距離はそれほどなく、その後ろを仰木さんが追う展開。中村さんが迫れば福島さんが離すという緊迫した流れがしばし続く。必死に逃げていた福島さんだったが、バックマーカーに手間取っている間隙を中村さんに突かれる!先頭に立った中村さんは2位との差をジリジリと開きにかかり、残り時間2分30秒の時点で3秒の差をつける。この差は最後まで詰まることはなく、去年ファイナル4位だった中村さんが体調不良をはねのけ見事優勝を決めた。2位に入ったのはファイナル初出場の福島さん。レース中盤までトップをキープする走りは見事だった。3位には「レース途中からは3位を目標に走っていました」という浅場さんが入った。実は上位3名全員が千葉大会のトップ3(この時は2位浅場さん、3位福島さん)という結果となった。
N2
昨年ファイナル2位の西谷さんや脅威の小学生、財津龍斗くんなどバラエティに富んだメンバーが揃ったN2。スタートから飛び出したのは予選4位の池田さんだった。それをポールポジションからスタートの今村さんが追う展開に。池田さんが逃げようとするも後続との差は広がらない。しかし2位以降の車も接近しており、2位の今村さんも前ばかりを見ていられない。大きなミスもなく、緊迫した中レースは進む。しかし8分を過ぎた時に池田さんがミス、2位の今村さんが再接近する!しかし池田さんを抜こうとする瞬間、今村さんの車はカーブを曲がりきれず。悔やんでも悔やみきれないミスで池田さんは再び2位との差を広げそのまま逃げ切り、見事1位でゴール。「冷静に走ることができた」と本人が言うように、ほとんどミスなく走れたのが勝因だろう。2位はトップにあと少しまで迫った福岡大会ウィナーの今村さん。3位には1/2ファイナルから勝ち上がってきた千葉大会ウィナー、大野さんが入った。
オープン
福岡大会ウィナーにしてディフェンディングチャンピオンの酒井さん、千葉大会ウィナーで昨年ファイナル3位の藤田さん、札幌大会ウィナーの小塩さんをはじめ強豪が揃ったオープンのグランドファイナル。レースもあらゆるところでバトル発生という一息もつくことができないタフなものとなった。レースの主役となったのは酒井さん。2分過ぎにトップに立つと、「逃げすぎても最後まで持たないので、ちょうど良いところを探して走った」と言うように決して飛ばしすぎず、しかし追いつかれないように走行。そして2位以降はデッドヒートで激しい順位争いが勃発していたことも展開としては有利に働いたか、5分を過ぎた頃から2位を引き離し始める。予選3回目まで下位に低迷していたことが全く信じられない走りで、6分経過時には5秒、7分30秒頃には6秒。そして残り1分で7秒と後続を引き離す。全くミスをせずに走り切った酒井さんが圧勝で連覇達成!激しいレースの中2位に入ったのは札幌のウィナー、小塩さん。「本気を出しすぎてクタクタです」と言うほどの消耗戦だった。3位は1/2ファイナルでモーターを壊してしまい、パワー不足で走っていた千葉大会3位の平城さんが飛び込んだ。
フォーミュラ
まずはレース前、「全員で示し合わせてやりました」というホンモノのF1レースさながらのフォーメーションラップでひと盛り上がり。しかしほのぼのムードはここまで。レースに入ればこれまたホンモノに負けない迫力のレースシーンが展開。第2コーナーを回ったところで養田さんのマシンの電池が全て吹き飛ぶほどの大クラッシュ。混乱の中、ポールポジションの森田さんを2位の清藤さんが1位を奪取。その後一気に森田さんとの差を5秒69にまで広げる。一方森田さん、堀さん、剱さんによる2~4位争いは熾烈を極める。順位が猫の目のようにクルクルと入れ替わる中、清藤さんは徐々に差を広げる。「最後まで何があるか分からないので、燃費を見ながらミスをしないように走りました」というコメント通り、清藤さんは淡々と、しかし正確に走り続ける。その結果、全ての車をオーバーテイクしての完全優勝を果たした。軽部さんとのデッドヒートを見事なドライビングテクニックで制した森田さんが2位。1/2ファイナルから勝ち上がった軽部さんが2年連続のファイナル3位となった。
3回目
ヒート1では実力者・森田彰さんが本領を発揮、フォーミュラクラスでは初となる12ラップ突入で総合成績トップに立つ。この結果により関東チャンピオンの浦田さんがベスト4から弾き出される形に。ヒート2は養田さんが一人旅。予選3回目にしてベストラップを記録する。ヒート3では負けじと堀さんがクルージングを敢行し好調をアピール。しかしタイム差で3位に転落してしまう。フォーミュラでも各地区王者が苦戦している。札幌の軽部さんが6位、福岡の剱さんが9位、神戸の大西さんが11位。最後の最後に王者の意地を見せることができるか?
4回目
実際のF1さながらきれいなライン取りで、内容的にもクリーンなレースが展開されているフォーミュラ。クラッシュや転倒が即致命傷になってしまうという側面があるのでドライバーたちも細心の注意を払う。しかしもちろんレースとは競争の場、アグレッシブに走らなければ好成績は望めない。ヒート1では清藤さんが飛ばしに飛ばし、トップに立ちフィニッシュも、わずかの差で12ラップに届かず。本人も「それだけが惜しまれますね」と言うほどの快走だった。ヒート2では千葉大会2位の養田さんが後続車を華麗にパスする姿を披露。ベストタイムを記録し順位をひとつ上げて3位に。ヒート3でも堀さんがスタートから飛び出して11ラップを記録、ギリギリ4位でAメイン行きを決めた。
3回目
ヒート1は財津真治さんと乾さんのデッドヒートが熱い。丁々発止の激しいトップ争いを制したのは乾さん。ベストタイムを出して1つ順位を上げ、4位浮上。ヒート2は全車両がだんご状態となる大混戦となる。島田さんがレースを制するもタイムは伸びず。ヒート3ではディフェンディングチャンピオン・酒井さんが大苦戦。3回目を終え12位。去年のフォーミュラチャンピオン石水さんも7位という位置。両者共に虎視眈々と上位を狙う。現時点で小塩さん、藤田さん、近田さんと上位は去年のファイナルで活躍した選手が名前を連ねている。しかし13位までが11ラップ周回というハイレベルの争い、最後まで何が起こるかわからない。
4回目
眠れる実力者たちがついに目を覚ました。ヒート2で神戸大会2位の阿部さんが、そしてヒート3で福岡大会ウィナー、そしてディフェンディングチャンピオンの酒井さんがともに12ラップに到達、3回目までトップに立っていた小塩さんをタイムで上回り、阿部さんが1位、酒井さんが2位に滑り込み。3位の小塩さんまでが12ラップ、4位には去年のファイナル3位、藤田さんが自身初のAメイン直行を決めた。去年ファイナル4位の近田さんや5位の島田さん、そしてフォーミュラチャンピオンの石水さんなど、実力者がひしめくオープンクラス。勝ち上がり戦も激しく、熱い闘いが繰り広げられるはずだ。
3回目
ヒート1は第1コーナーで大クラッシュという波乱のスタート。神戸大会2位の東さんが1位フィニッシュ。ヒート2では神戸大会3位、去年ファイナル2位の西谷さんが躍動。現在1位の財津龍斗さんに続き12ラップを叩き出し、総合2位に浮上。そしてヒート3では九州ウィナーの今村さんも黙っていない。前日よりタイムを6秒以上縮めて13位から5位に急上昇。ラストで更なる記録更新を、そして4位以内を狙う。去年のN2王者、松本さんの調子がなかなか上がってこないのが気になる点。現在15位、巻き返しなるか?そして去年のN1王者、石井さんは現在8位。去年のチャンピオンたちは意地を見せることができるだろうか?
4回目
Aメインへダイレクトに進むためのラストチャンスだけに、多くの選手がアグレッシブにコースを攻める。しかしそれはリスクを伴う諸刃の剣、転倒やクラッシュが続出する展開に。ここで底力を見せたのが福岡大会を制した今村さん。財津龍斗さん、西谷さんに次いで12ラップを刻み、タイムも2分10秒を切ってトップに立つ。今村さんの好記録の割を食ってしまったのは静岡大会2位の森口さん。ヒート1で積極的に攻め、自己ベストで一時は圏内の4位に滑り込むも最後の最後で弾き出された形だ。12ラップが3名、そして4位の池田さんは2’00.440"というレベルの高い闘い。参加した17名のうち、11ラップ以上を記録した選手が16名という熱い闘いだった。
3回目
外は大雪という荒天の中始まった予選3回目。コースコンディションへの影響はどのように出るのか?
N1の予選3回目、ヒート1は中村さんが安定した走りで前日のベストタイムをさらに1秒75短縮。ヒート2では序盤首位がくるくると入れ替わる大激戦。途中抜け出した神戸大会王者仰木さんが総合4位をキープ。ヒート3、レース前に笑顔で手を振る余裕を見せる浅場さんはレースでもしっかりと結果を出す。やはりベストタイム更新だ。注目は札幌大会ウィナーの高野さん。前日の12位から6位まで見事なジャンプアップ。タイヤのチョイスに苦しんでいた1日目だったが、ついに本領発揮。最後の最後に4位以内まで飛び込んでくるか?一方、名古屋大会ウィナーの矢崎さんは大苦戦。現時点で最下位に沈むという予想外の展開。ラストチャンスに賭ける。4位の仰木さんと5位塩原さんの差は約2秒。塩原さんは全国の予選に参加を続け、ラストの福岡大会で3位入賞。文字通り最後の切符をもぎ取った塩原さん。土壇場で再び底力を見せることができるか?
4回目
運命の最終ラウンド。結果から言えば上位4名の順位が動くことはなかった。1位の中村さん、2位の浅場さんはしっかりとベストタイムを叩き出し登り調子。中村さんはN1カテゴリーで唯一の11ラップを叩き出し、体調の悪さを微塵も感じさせない。3位の川上さんは昨日の2回目の貯金を活かして勝ち残り。4位の仰木さんはレース開始から終始トップをキープし、安定感を見せる。激しい走りを見せた浅場さんは11ラップ目前まで迫るも、最後転倒して惜しくも届かず。3回目でジャンプアップを果たした高野さん、4回目でベストを更新するも順位を1つ落として7位という結果に。ファイナルのレベルの高さを証明する結果となった。
フォーミュラ
予選1回目
意外にもオープン並みの好ベストラップが1回目から出る展開。ヒート1では、札幌大会2位の清藤さんがトップ。11L、03.380、ベストラップ10.840と、なかなかハードルの高いターゲットとなる。2番手は名古屋大会王者、昨年ファイナル6位の森田(彰)さん。ベストラップでは清藤さんを上回っている。ヒート2は、千葉2位の養田さん。ベストは11秒台ながらアベレージもほぼベストと同じという安定感抜群の走り。2位に福岡王者、昨年ファイナル2位の剱さん、神戸大会王者、昨年ファイナル5位の大西さんは5位と若干出遅れ。ヒート3は名古屋大会3位の堀さんが、清藤さんのタイムを上回り全体トップの02.180。2番手浦田さんも2秒以内差で続く。この組は5人がベストラップ10秒台。札幌大会王者・軽部さんも差のない3位。
予選2回目
ヒート1は名古屋大会2位、ファイナル4位の梅田さんがトップ。しかし、1回目のタイムとは変らないため全体での順位が気になるところ。ヒート2は、養田さんがここも堅実にトップ。タイムも若干伸ばしてきた。2番手は神戸大会3位、新鋭の森田(和)さん。大西さんは、11Lに入れずまだ伸びてこない。ヒート3でも堀さんが1回目に続いてのトップと好調。全体トップも堀さん。昨年ファイナルは1/2で涙をのんだだけに、決勝に向けて順調な立ち上がりか。2番手には1回目のタイムで清藤さん、3番手も1回目のタイム浦田さん。1回目よりも2回目にタイムを伸ばせたのは15人中わずか3人。セッティングに悩み始めると落とし穴があるかも…
オープン
予選1回目
予選1回目ながら本選のような美しく力強い走りで、タイムがあがっていく。さすがにオープンクラスのトップドライバーたち。ヒート1は地方大会でも安定感抜群、前回ファイナル4位の近田さんが11L04.840でトップ。風邪・腰痛と体調万全ではないという千葉大会王者の藤田さんが0.6秒差でしぶとく2位。優勝候補の一角、名古屋王者・財津さんが意外にも6位。しかしこのヒート、差はたった2秒。ヒート2はMINI-Z.jpも注目する、石水さん対阿部さんの名勝負数え歌の序章。ゴールタイムは石水さん、ベストラップは阿部さんが上回り、この2人が1-2。昨年ファイナル5位の島田さんが差のない3位。混戦。ヒート3は、「鼻タイヤ」でおなじみの(?)名古屋大会3位、藤浦さんが12Lにあとわずかの11Lでトップ。九州大会王者・酒井さんがアベレージ12秒937で4位と意外な出だし。初日は様子見をきめこむのか?
予選2回目
ヒート1は、藤田さんが5秒タイムをつめて11L0.030まであげてくる。近田さんも負けじとタイムを伸ばし0.360。決勝でいえばテール・トゥー・ノーズの差。ヒート2では小波乱。練習走行からトラブルを抱えていた、小塩さんが快走。12Lに突入。阿部さんはここでも2位。ベストラップも出しているので、やはり速さはこの人か。ヒート3では、神戸3位の杉江さんが、1周分タイムを伸ばしトップ。酒井さんも徐々にあわせてきたか、こちらも同じようにあげて2位。藤浦さんは逆に多少流したか、10Lで4位。全体では小塩さんが唯一の12Lでトップ。しかし、2番手藤田さん、3番手近田さんとはコーナー1つ分もない差。1位から14位まで約10秒の差。つまりは全員同一周回程度の差しかない、大激戦。予選2レースでこの差ということは、14位から一気にトップもおかしくない。その14位が、酒井さん。そして石水さん、阿部さん、財津さんが中位・下位というのが、また現実味を…。小塩さん、ふんばれるか。
N2
予選1回目
N1の様子からここも苦戦が予想されたが、しかし、マシン特性の違いからか、このコースがあっているのか、N2ははじめから好タイムが出る。ヒート1で5人までが11L。ここでトップに立ったのはSuper-GT(静岡大会)3位の池田さん。千葉大会王者・大野さん、神戸大会王者・松本さんを抑えて堂々トップ。続くヒート2も11Lが3人。飛び出したのは札幌大会2位の山本さん。札幌王者・浜くんは9Lと出遅れて6位に沈んだが札幌で勝っている山本さんが上位だけに巻き返しのチャンスはありそう。ヒート3は、小学生ながら優勝候補の一角に挙げられている財津くんが全体ベストラップの10.240で11L、トップ。2番手に5秒遅れて福岡王者の今村さんが続いた。
予選2回目
ヒート1、池田さんがさらに2秒縮めて0.440という12Lまで限りなく近いタイムをたたき出す。負けじとタイムはあがり、1、2回目を終えて全員が11Lをマーク。2番手には神戸大会から無欲で進出してきた東さん。松本さん、大野さんはタイムを上げるもまだ本調子にはないか。ヒート2は、昨年ファイナル未出場、千葉3位の小野さんが、11L、06秒でトップに躍進。実はSuper-GTレイブリックカラーの小野さん。予選2回目の前に、MINI-Zのライブ中継に出演するために会場に来ていた、レイブリックチームのレースクイーン、森木美和ちゃんが応援に。これがきいたのかも…。勝利の女神と四国の大御所・西谷さんが安定した実力をみせ2位に。ヒート3はまたまた財津くん。ベストラップこそ伸びなかったが、なんとアベレージを10秒台に入れ(10.856)12Lとここまで最高の走りでトップ。2位にはSuper-GT王者池田さん。ここまでで全体トップは財津くん。2秒程度の差で池田さん、以下、東さん、大野さんと続く。今村さん、松本さんが2ケタ順位。2日目にどこまで巻き返せるか。
N1
予選1回目
練習走行を見ると、攻めれば転ぶ、飛ぶ。安定走行でいくとタイムが出ないというジレンマの中での予選1回目。タイヤ、セッティングに苦しむ姿はここでもかわらない。最終コーナー前シケインでは特に厳しいドライビングが続く。その中でヒート1で千葉の王者・中村さんが10L突入。しかも01秒台と好タイム。この組では、フィニッシュ後、悔しそうな表情を浮かべながらも塩原さんが半周差で2位。矢崎さんがギリギリで10L。ヒート2では神戸大会3位の川上さんがそのときの王者だった仰木さんを3位に抑えて10Lでトップ。それでも「まだ攻めるのが怖いです」とのコメント。世代的には若手・中堅がそろったヒート3で、千葉大会2位、前回ファイナルAメイン進出の浅場さんが勝負強さをみせ10L、0.3秒台の好リザルト。若手代表、札幌2位の三ツ野くんも続く。結果、ヒート1の中村さんのタイムがトップ。以下、浅場さん、川上さん、塩原さんと続き、各大会の王者は下位に沈んだ。波乱なのか、それとも狙いなのか…。いずれにしてもベストラップの差は全選手1秒ない接戦。
予選2回目
いよいよ上位陣の巻き返しがあるか…と思われ多2回目だが様相はあまり変わらない。ヒート1では再び中村さんがトップ。しかしタイムは4秒落ち。続く川上さんも同じくトップながらこちらも2.5秒落ち。ヒート3も順位は変わらず浅場さんがトップフィニッシュでさわやかなVサイン。この上位3名がともにタイムを伸ばせない中、神戸大会王者仰木さんが1回目の不振を振り払い約1L分のタイムアップで、ファイナル優先進出ボーダーラインのトップ4に進出。このあたりはさすが。2回目にはいってもなかなかタイムがあがらない中、福岡王者・中西さんが9位、北海道の大将、副大将ともいえる高野さん、滝沢さんが13位、14位と意外な順位。これは2日目に照準をあわせた結果か。